老犬とおばさん 明日の生活を楽しむ

穏やかに静かに過ごしていきたい理想、そうもいかない現実。 お付き合い しがらみ 煩わしいこと 少しずつ手放して 快適な生活を。

お節介おばさん 撃沈💦

よろしかったらお読みください✨


帰宅の電車の中、
ある駅に着くと
自分が座っていた横の席が一つ、空いた。
ドアが開き、入ってきた子供連れのお母さんが
その空いた席に座る。
大きなバッグを膝に乗せその前に子供を座らせ、
その前にたたんだ小型のベビーカーを
立たせて抑えていた。


子どもは 3歳位の男の子。
お母さんは窮屈な状態ながらも
バッグから 丸めた紙を出した。
それは 絵が描かれた50音表。
お母さんが その表を指さし
「これは?」と
子どもに質問する。
子どもは 質問されたひらがな、全部を答えた。
子どももお母さんも 嬉しそうだ。
50音の表の端に有名早期教育の教室名。
幼児の学習教室からの帰り?
隣の人を観察しすぎ💦


しばらく 子どもはお母さんと、
ひらがなのあてっこをしていた。
しかしお母さんの膝の上は狭くて
男の子は 立ちたいと言い出す。
お母さんは ベビーカーの前横に
子どもを立たせた。
男の子は ベビーカーの端をつかんでいた。
車内は 朝ほどの立って持つ手すりがないほどの
ぎゅうぎゅうの混雑ではなく 
みんな手すりを握って立っているくらいの混雑状態だった。
男の子
「お水、のみたい。」
お母さん
「自分で飲めるでしょ?」


男の子は マグマグという水筒(キャップを開けるとストローがピュと出てくる)
を首から下げていた。
それで 自分でその水筒を手で自分の口元に持ってこようとするが
車内が混んでいるし、 揺れるし、
なかなか口元までこない。
水筒を持ち、上下、左右にしている。
水筒のキャップの境目からだろうポタポタと
液体がこぼれている。
男の子の足元を見ると床が濡れている。
お母さんは 男の子が 水筒から水が飲めず、
苦戦している様子を見ているが、
子供の手助けようとしない。
なんか イライラしている。
ベビーカーを抑えているので
手が離せないのだろう。


お節介おばさんが
「ベビーカーお持ちしましょうか?」
とお母さんに声をかけた。
お母さんは、きっと顔を横にし
「結構です」
と強い口調で言う。
お節介おばさん「、、、、、」撃沈。
自分の席を譲った方が良かったのかな?


そして 次の駅でこの親子は 降りた。
お母さんが座っていた席の下は 
液体で濡れていた。
それで 席は空いていたが 
誰も座ろうとしなかった。
座ろうと勇んできた人も
濡れた床に気づくと違う場所へ移動。
その席 半径50cmは 
まるで事件現場の規制線で
見えないバリケードテープが
はられているかのように
誰も近くに来なかった。


「これは 危ない液体ではありません。
ましてや 私のお漏らしではありません。」
そう叫びたかったが、できず、
無関係オーラを全開にして、
スマホの小説に集中した。


いろいろな人がいる
いろいろなお母さんがいる。
子どもは お母さんをみている。
お母さんは 子どもを見ていない。
ひらがなは、大事、
でも他に大切なものもある。


お母さん業は 大変ですね。


なんて 勝手に感じたお節介おばさんでした。



今日のおやつ


3つ 満開💛




今日の1枚 
下手な横好き色鉛筆画
「葉ボタン」


今日のワンコ



おやすみなさいzzzz




雲は 出張中!
青い青い空です。


今日もいい日になりそうです💛

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