老犬とおばさん 明日の生活を楽しむ

穏やかに静かに過ごしていきたい理想、そうもいかない現実。 お付き合い しがらみ 煩わしいこと 少しずつ手放して 快適な生活を。

雨の降る日は 読書と映画✨

宮沢賢治さんの小説「よだかの星」をご存知でしょうか?
簡単なあらすじ(青空文庫にて無料で読めます)
よだかは心優しい鳥ですが、醜く嫌われていました。
そして名前を変えなければ殺すと鷹に脅されました。
そんな夜 よだかは絶望し 空を飛んでいると
一匹の虫を吸い込んでしまい その虫は もがき苦しみました。
よだかは 弱肉強食 食物連鎖の中で生きていくことが嫌になりました。
死に場所を求めたよだかは、最初に太陽に相談しに行きますが、
星に頼むようにと言われます。
よだかは星に頼みに行きましたが、どの星からも断られてしまいました。
力尽きたよだかは空高くまで舞い上がり、やがて命つきてしまいます。
ただこころもちはやすらかに、
その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、
たしかに少し笑っておりました。
そして、よだかはそのまま星となり、今でも地上を照らしているのです。


「よだかの星」は 宮沢賢治さんの作品の中で特に好きな作品です。
この作品の「、、、、少し笑っておりました」の一文が
ぐぐっときて 涙を誘います。



それで よだか繋がりで 
「よだかの片思い」(島本理生さん著)を以前 読んだことがあり、
再読しました。



そして「よだかの片思い」を動画配信で見ました。
「よだかの片思い」は、
幼いころからの顔の大きなあざというコンプレックスを通して
様々な人の真理を映し出していきます。
そして人を成長させる恋愛が描かれています。
主演の松井玲奈さん 淡々としていて 
その中に強さがある演技で大変好感がもてました。
また 恋人役の中島歩さんは 金城武さんの若いころに似ている気がして、
金城ファンとしては、、、Niceです。


原作と映画は 多少の違いは ありましたが 
原作者が伝えたいテーマや空気感は 
映像を通して、充分伝わってきました。

映画『よだかの片想い』予告


家の裏で咲いている黄色の花。
家の前の庭で生育が悪く 瀕死の状態だったので
家の裏に放置しておいたら、
いつのまにか元気になりました。
この暑い夏も世話いらずで とてもいい子です?
ここの環境が あっているのかもしれませんね。




以前「置かれた場所で咲きなさい」という本がベストセラーになりました。
その当時 よく読みました。
置かれた環境や状況が決して良くなかったとしても、
諦めたり、自暴自棄になるのではなく、
まずはその置かれた場所に根を張り 
その根を下へ下へと張り巡らし、
全力を尽くすことが大切であり、
その我慢やひたむきな努力が、
きれいな花を咲かせることになるという内容だったと思います。

置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫)
置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫)
幻冬舎
Digital Ebook Purchas

若いころは この言葉「置かれた場所で咲きなさい」に
励まされてきました。
我慢をすることや努力をすることは、
尊いことです。
でも 黄色の花を見ていると、
置かれた場所が 嫌なら 合わないのなら、
その場所に固執せず、
好きな場所で咲けばいい、のかな?
置かれた場所にいなくていい、
居心地の良い無理なく咲くことができる場所に
行けばいいと思うようになりました。
草や木は 自分で動くことが できませんが、
人は、自分の意志で留まることも 動くこともできますからね。
若いころには 気づかなかったことを
花や自然に教えてもらっています。


おやつ
アイスは 食べませんでした。



今日の塗り絵
「お」のつくもの
オリーブ オンシジウム おだまき おきな草 
おしどり ♫ 折り鶴 オムライス おむすび






雨で外に少ししか出られず
家でまったり


明日もいい日になりますように💘

×

非ログインユーザーとして返信する