老犬とおばさん 明日の生活を楽しむ

穏やかに静かに過ごしていきたい理想、そうもいかない現実。 お付き合い しがらみ 煩わしいこと 少しずつ手放して 快適な生活を。

『びんぼう神様さま』 足るを知る

松吉の家にびんぼう神が住みつき、
家はみるみる貧しくなっていきます。
ところが松吉は悲しむどころか、
なんと神棚を作ってびんぼう神を拝みはじめたのでした。
びんぼう神は松吉家族の無心の信心に目覚め成長していきます。
毎日拝まれて 大事にされて びんぼう神は悩み、
そしてびんぼう神なりにその家の役に立とうと
思うのでした。
そんな最中 松吉の息子のうし松が病気になり 
死神があの世に連れて行こうとするのです、、、
さて うし松の命は、、、、、





日本には、八百万(やおよろず)の神々がいます。
森羅万象に宿るとされる神々です。
海、山、川、滝、池、湖、木、空、岩、田、米、人、動物、
雷、雨、風、台風、雪 太陽、地震、火山噴火、、、、
この他にも すべてのものには、神が宿っていると考えられてきました
そして「貧乏」「疫病」「死」ですらも神様と名付けます。
しかし それらの神から様々な気づきや学びが得られます。
そして すべてを神様として受け入れ、感謝すると
そこには救いがあり、
忌み嫌われている神も〝福の神〟に変わっていくようです。
この本のびんぼう神さまの話もそうです。



貧しい国の農村から日本に来て働いている知人がいます。
その小さな村では 村全体が家族のようで お腹が空いた子供がいれば
家に招いて食事をさせ 保育に欠ける子どもがいれば 誰かが面倒を見て  
困った人がいれば みんなで助ける村のようです。
水道設備がなく 電気は通っているものの電気製品もほとんどなく、
トイレや風呂などの衛生状況も悪く、
また夏は暑く 特に冬の寒さは厳しく それを満足にしのげない家屋のようです。
しかし その知人は 日本でお金を貯めたら 
村に戻り 田畑を耕し 死ぬまでそこで生活をしたいといっていました。
村の話をす時 知人は 笑顔でうれしそうです。
貧しいからこそ、知ることのできる幸せがあるのかもしれませんね。


貧しいことは すべて不幸なことではなく、
不幸とはもっと別のところにある気がします。
ないから不幸で、
あるから幸せという、
無い物ねだりではなく、今あるものに感謝するという「足るを知る」こと。
それが とても大切なことと 本を読んで再認識しました。


そして 悲しいことや苦しいこと 辛いことなど
すべて自分の身に起きることで無駄なことなどないのかもしれません。
そう思って生きる方が 楽かもしれませんね。





最近はまっているお菓子
後からくる塩味が いいです。


前に載せたSALTYソルティ レモン味は
いろいろな店を回りましたが
ありませんでした💦



ずっと雨が降っています。
小降りになり 少し外に出ましたが、、
犬達は、不満げです。


アジサイにとっては 嬉しい雨のようですね。
カエルもカタツムリも喜んでいるかな?


今日は 静かないい日でした。
明日もいい日になりますように💘

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