老犬とおばさん 明日の生活を楽しむ

穏やかに静かに過ごしていきたい理想、そうもいかない現実。 お付き合い しがらみ 煩わしいこと 少しずつ手放して 快適な生活を。

『でんでんむしのかなしみ』梅雨時 おすすめ絵本✨

でんでんむしのかなしみ
でんでんむしのかなしみ
大日本図書

新美 南吉【作】/かみや しん【絵】の絵本です。
今 知人に貸し出し中なので Amazonさんの画像をお借りしました。


この本は、創作童話として1935年(昭和10年)に発表されて以降、
広く親しまれてきました。
そして 上皇后美智子様とも縁の深い本です。


初の民間出身の美智子様が皇后になられ、
大変な重圧を背負いながら皇室と国民への献身を続けてこられました。
その美智子様を支えたものの一つに、
この「でんでん虫のかなしみ」があったようです。


あらすじ
一ぴきの でんでんむしが ありました。
ある日、そのでんでんむしは、大変なことに気付きました。
「私は今までうっかりしていたけれど、
私の背中の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのではないか。」
「この悲しみはどうしたらよいのでしょう?」
そして いろいろなお友達のでんでん虫の所にいきますが、
みな 「あなたばかりじゃありません。

わたしの背中にも悲しみはいっぱいです。」
というのです。
とうとう、はじめのでんでん虫は気がつきました。
「悲しみは、誰でも持っているのだ。わたしばかりではないのだ。
わたしは、わたしの悲しみをこらえて行かなきゃならない」
そして、このでんでん虫はもう、嘆くのをやめたのであります。




何故自分だけ、、、、
と感じた時に寄り添ってくれる優しい話です。
悲しみは誰でもが持っているものであって、
それを乗りこえて生きるのだ、
という高い思想性を感じます。


作者の新美南吉さんは 幼いころ母親を亡くし
自身も29歳の時 結核で亡くなりました。
もっと生きたかっただろうな。




かこさとしさんの「あめのひのおはなし」
まさに昭和という絵本ですが、
明るい気持ちになります。


雨で留守番をしていた兄弟が
母をお迎えに行く話です。


いろいろな動物に会い
最後は 母に会え
空に虹が出ます。

すでに 作者のかこさとしさんは お亡くなりになりましたが、
だるまちゃんシリーズ からすシリーズ みんな好きです。
昭和の世界ですが ほっとさせられます。


おやつ



🐕散歩
時々 雨がぽつぽつしていましたが


お散歩をしました。



くちなしの花。
♫お前のよ~な 花~だっ~た♫
古すぎですね💦


いい匂い💘
こんな日は 匂いが強く香ります。




お散歩は 気持ちいいワン!


おやすみなさい



曇り空でもお散歩が出来てよかったです。
今日もいい日になりそうです💘

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