老犬とおばさん 明日の生活を楽しむ

穏やかに静かに過ごしていきたい理想、そうもいかない現実。 お付き合い しがらみ 煩わしいこと 少しずつ手放して 快適な生活を。

あなたは幸せ者よ。

アーケードで犬のカートを押して歩いていたら、
反対方向から駆け寄ってくる高齢の女性。
ニコニコしながらこちらに向かってくる。
知り合い?、、ではなさそうだ。
「ワンちゃん 可愛いわね。」
とカートの犬にいい子いい子と触ってくる。
いつも人に触られそうになると身構える犬たちも
急な接触になすがままだ。
でも危ない人では なさそう。
「私ね。88歳なの。100歳まで生きるつもりなのよ。
それでね。可愛いもの見ると触ってエネルギーもらうの。」
と言ってずっと触っている。
「あなたねえ。こんな可愛いワンちゃんとずっと一緒にいられるのだから
幸せね。本当に幸せ者よ。」
そう言って笑っている。
犬が幸せでいいわね、と言われることはあるが
飼い主が幸せだ と言われることは珍しい。
でも 少し気分が良かった。
「ありがとうございます。」
と答えると 
「それじゃあ、またね。」
と言って人ごみの中に消えてしまった。
「お気をつけて。」
と声をかけたが 高齢の女性は振り返ることはなかった。
パワフルで面白いおばあちゃんだった。


ここ十数年 いろいろなことがあって
平静を装い、1日1日を過ごすことがやっとのことで
ごまかしごまかし生活してきた。
だから そんな自分が幸せ者だと言われ
嬉しくなって
マスクの下でにたっとスマイル。
単純ですね。



秋に植えた球根の芽が出始めた。
寒い日が続いているけれど
植物は 春の到来を今か今かと待っているようだ。




今日のワンコ
風が冷たいけど まぶしいね。


はやく ご飯食べたいな。

おやすみなさい



今日もいい日でした。


明日もいい日になりますように💛

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